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2007'06.02 (Sat)

パイロットフィッシュ

タイトル:パイロットフィッシュ

著者:大崎善生

ページ数:


〜〜〜

私思うの。例えば右と左に分かれる道があって、右に行くことが正しいと確信して右に進んでいく人間と、正しい道かどうかもわからずに、だけど結果的には右に進んでしまっている人間とどちらが優秀で、そしてどっちの人生が楽しいのかって



私みたいに進むべき正しい道がわかっているように思い込んでいる人間は、右の道を迷わずに進んでいく。そしてね、一度その道を歩き始めたらもう戻ることはできなくなるの。



あらすじなどはこちら。

主人公よりも、むしろ主人公の昔の恋人の心が、自分と重なって感じられました。

確信をもって行ったはずの選択、それも、身を切るような思いで決断したことの結果が、心にささったトゲのように、胸を痛め続ける。でも、自分は選んだ道を生き続けるしかない、そんな気持ち。

背表紙に書かれたあらすじから想像するより、ずっと面白かった。『アジアンタムブルー』に続き、これも私の中のヒット作です。


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