漂う博士の立ち読み日記
立ち読みした本とか、買って読んだ本とか、買ったのにほとんど読んでない本とかの記録です
2007'06.07 (Thu)
ルポ 正社員になりたい
タイトル:ルポ正社員になりたい―娘・息子の悲惨な職場
著者:小林美希
ページ数:180
〜〜〜
過労から体調を崩すと、自分の将来が不安になってきた。安定しない契約社員でいる以上、なにがなんでも記事を書いて実績を積まなければ、生き残れない。だが、この先も契約社員でいたら将来はどうなるのだろう……。記者の仕事は天職と感じていたが、このままでいいのだろうか、とジレンマを抱きはじめていた。
...
何か、おかしくないか――。私の中に、強い疑問が生まれた。(p.14-15)
著者自身が、派遣社員という立場を経験し、そこで感じた上の気持ちを形にしたものが、この本です。
年収3000万円の森永卓郎さんが『新版 年収300万円時代を生き抜く経済学
』を書いているのとはわけが違います。
著者の気持ちが、私にはわかります。『記事』を『論文』に、『契約社員』を『非常勤教員』に置き換えれば、私の状況そのままだからです。
非正規雇用の理不尽な待遇が改善されるよう、政府に何かを期待したって、無駄なのです。今の政府では、偽装派遣がバレたらそれを合法化しようとする、大手企業の会長が、重要な会議の議長を務めているのです。そんなところが、弱いものの気持ちなんか、わかるわけないんです。
だから、弱い立場にいて、でもまだ動くことのできる人間が、何かしないといけない。
著者は、本を出す、という形で世に働きかけようとしました。著者と同じ年に生まれ、同じ境遇に置かれた私には何ができるだろうか? この本を読んで、そんなことを考えました。
著者:小林美希
ページ数:180
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過労から体調を崩すと、自分の将来が不安になってきた。安定しない契約社員でいる以上、なにがなんでも記事を書いて実績を積まなければ、生き残れない。だが、この先も契約社員でいたら将来はどうなるのだろう……。記者の仕事は天職と感じていたが、このままでいいのだろうか、とジレンマを抱きはじめていた。
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何か、おかしくないか――。私の中に、強い疑問が生まれた。(p.14-15)
著者自身が、派遣社員という立場を経験し、そこで感じた上の気持ちを形にしたものが、この本です。
年収3000万円の森永卓郎さんが『新版 年収300万円時代を生き抜く経済学
著者の気持ちが、私にはわかります。『記事』を『論文』に、『契約社員』を『非常勤教員』に置き換えれば、私の状況そのままだからです。
非正規雇用の理不尽な待遇が改善されるよう、政府に何かを期待したって、無駄なのです。今の政府では、偽装派遣がバレたらそれを合法化しようとする、大手企業の会長が、重要な会議の議長を務めているのです。そんなところが、弱いものの気持ちなんか、わかるわけないんです。
だから、弱い立場にいて、でもまだ動くことのできる人間が、何かしないといけない。
著者は、本を出す、という形で世に働きかけようとしました。著者と同じ年に生まれ、同じ境遇に置かれた私には何ができるだろうか? この本を読んで、そんなことを考えました。
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