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2007'07.07 (Sat)

あなたへ

ラブレターってのはおしゃれですよね。

でも私は書いたことがありません。

だって、怖いでしょ。

返事がくるまで結果がわからない。
もし相手が返事をくれなければ、無期限に不安のなかですごさないといけない。

そんなの、ちょっと耐えられそうにありません。

逆にもらったら、ものすごく嬉しいでしょうけど、書くまでもなく
もらったことはありません。


◆ 読んだ本

あなたへ

著者:河崎 愛美

ページ数:208


▽ 感想など

この小説は、「私」から「あなた」に宛てて書かれた、一通の手紙。

出会ってから今日までを回想しながら、「私」の気持ちを「あなた」に語りかけるラブレター。

そして、あて先の「あなた」は、もうこの世にいない。

一方通行のように思っていた「あなた」への想いと、「あなた」を失った後に、初めて「あなた」の気持ちを知る「私」。



悲しい話です。でも悲しいだけではありません。

巻末の解説に「これは純愛小説だけど…」ということが書かれています。

なるほど、純愛ってこういうのを指すんだな、と、読み終えてそんなことを感じました。


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