漂う博士の立ち読み日記
立ち読みした本とか、買って読んだ本とか、買ったのにほとんど読んでない本とかの記録です
2008'06.19 (Thu)
貧乏人は医者にかかるな!―医師不足が招く医療崩壊
立ち読みした本
永田 宏
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医師不足問題などについての本です。
【More】
印象に残ったところ
ちょっと手抜きして、箇条書きでまとめます。
- 元々、医師の適正人数は、下限として設定された。
しかしいつのまにか、上限として運用されるようになった。 - 政治家の中には、アメリカの医療を賞賛する人が少なくない。
だが彼らが受けたのは、富裕層のための医療である。 - イギリスでは、「待機リスト」が問題になっている(いた)。
病院に行っても、長い日数待たされる。
日本では、行った日に見てもらえるが、一人当たりの時間は短い。
(私も病院に通っている。いつも予約していくのだけど、
2時間くらい待って、診察は2分くらいで終わることが多い。) - 訴訟リスクの増大が、小児科や産婦人科離れを招いている。
医療は不確定要素を含むため、医師に過失が無くても、
結果として医療ミスとなることが少なくない。
(これは難しい問題ですね。患者の側から見れば、
「あの病院のせいで…」という思いになるでしょうし、
それを確率の問題として納得はできないでしょう。
でも医師の側からすれば、どうしようもないことの
責任を負わされたらたまったもんじゃないですし…) - 自分の健康管理に対する責任が増大するかも。
例えば、メタボなのにダイエットしなかった人には
保険がおりない、とか。
読後感
なんだか、暗澹たる気持ちになります。
先日NHKスペシャルで、中国の病院の現状を紹介していました。
経済自由化の中で、ある大病院の院長が、
「貧乏人を思い切って排除することが重要だ」
という趣旨の発言をしていたのが印象的でした。
日本もそのようになるのでしょうか。
永田 宏
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